ボウリングをやってるとアベレージはいくつ?とか聞かれることがある。アベレージは、よいスコアのときもあれば、ロースコアのときもある中での平均なので、230以上をバンバン出していたとしても150とかあると、結局、190とかになってしまう。
アベレージを上げるためには、ロースコアをいかに出さないかという視点も必要になる。
ロースコアになってしまうゲーム
1ゲーム目とか、ストライクコースがどこにあるのかわからず、探っていて終わる場合がある。また、1ゲーム目は、準備運動的な側面もあるので、ある程度、やむを得ないと思う。
ある程度のゲーム数を投げて、奥のオイルが伸びてきて、ポケットに入っても10ピンが多く残るようなレーン状態になったときも200アップが難しくなるときがある。
一番、ロースコアをやってしまうのは、手前のオイルが削られて、ボールが走らなくなり、ボールが失速ぎみになってきたケースになる。
このときは、ポケットに入っても7−10が出やすかったり、ポケットを少しはずすと、スプリットになる確率があがってしまい、スペアが取れず、150点付近になってしまうことがある。
月別のロースコアの分布を調べてみた
毎ゲーム、150未満にならないようにと思って投げているが、いくつか出てしまっている。
統計をとってみると、2% 〜 3%ぐらいだった。100ゲームやると、2,3回は150未満のローゲームがある。
ボウリング仲間の上級者をみていると、150未満になったことを見たことがない。180未満ですら稀という感じである。
ボールの回転、速度があるのと、オイルを使って投げているので、スプリットになることがほとんどない。そういう人はアベレージが220以上はある。
自分は、アベレージが200ちょっとぐらいなので、ローゲームでも170ぐらいまでで投げないと、同じようなアベレージにはならないということだと思う。
ちなみに、200以上のスコアの割合は、だいたい50%ちょっとぐらいになっていて、250以上のスコアも6% 〜 10%ぐらいあるので、スコア全体の分布をみると、高スコア側に寄っているような分布になっている。
ロースコアのゲームでアベレージを下げてしまっているということになる。
ロースコアを減らすには?
力のないボールにならないようにするということに尽きるかなと思う。つまりスプリットを出さないということである。
力のないボールにならないようにするには、以下の2つの方法がある。
- 手前が削られたときには、内に寄って、オイルをしっかり使うラインで投球する
- 奥が伸びたときには、カバー(コア)の強いボールを使って投球する
つまり、レーンのコンディションが難しいと感じる状態になったら、よりよく考えて投球する必要があるということになる。
レーンの状態が安定しているときは、コントールである程度ストライクが取れるが、難しくなってきたときに、対応できるような引き出しを多くもっているかということでもあると思う。
まとめ
アベレージを意識すると、ロースコアを減らすということが必要になってくる。200点以上をバンバン出していれば、それはそれで楽しいが、難しいコンディションに対応できないと、結局、大会とかで高成績を残すことや、安定したスコアを維持することが難しくなる。
高スコアを狙うだけでなく、ロースコアをいかに出さないかというのもボウリングのまた、別の面白さなのかもしれない。