ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのスコアばらつきとアベレージの影響

ボウリングで複数ゲームを投げたときのスコアのばらつきについて、良い傾向と悪い傾向があるのだろうかということを考えてみたい。傾向としては、自分の投球技術や、オイルパターンの難易度がそこに反映されているような気もする。

ボウリングのスコアのばらつき

自分のボウリングスコアのおおまかな傾向としては、ノコギリのようなジグザクのスコア分布になることが多い。10ゲームを投げるとすると、前半5ゲームはだいたい180から240ぐらいの範囲で、ゲームごとにばらつく。そして、後半5ゲームは前半と比較すると、アベレージが10から20ぐらい下がってしまうことが多い。

全体で平均すると、190−210ぐらいのアベレージとなるが、前半の貯金が大きい。

一方で、難しいオイルパターンだと、3ゲームぐらいが200アップできるかどうかで、それ以外のゲームでみると、ロースコアが150前後になることもある。つまりローハイの差が大きく、アップダウンがあるスコア分布になる。

ボウリングの上級者のスコア分布をみると、だいたい、200点を下回ることがまずなくて、数ゲームの範囲でみると、ローハイが20−30点ぐらいで、安定している。

スコアのばらつきがない方がいいのか?

大会に出ているときなどを考えると4ゲームで200点以上が3回だけど、1ゲームが160点でしたというようなスコア分布だと、まず勝てない。全体でみても230点前後で±20点がぐらいの安定さが必要になる。

練習で投げているときに、190点前後で、±20点と、240点もあるが160点もあるという場合、どっちがよいのか?というのはなかなか難しいなと思う。

ハイゲームが210対240で見ると、240点の方がいいし、ローゲームをみると安定している方がよいようにも思う。

ボウリングの解説などを聞いていると、スペアをミスしないことの重要性がよく言われている。160点になる場合というのは、オープンフレームが2つ、3つある場合になる。スプリットなどスペアを取ることがほぼ無理な場合もあると考えても、ミスがやっぱりそれなりにあるという状態だと思う。

そう考えると、ミスがないボウリングを目指すべきと考えると、ロースコアが低いのは課題がある状態と言える。

ハイゲームのスコアが高い方がボウリングが面白い

ボウリングの練習をしているときに、気持ちのよいゲームは、やっぱりストライクが連続し、240点以上のスコアが出せたときだと思う。ミスをしないボウリングよりも、ストライクが続くという方が面白い。

ハイゲームが210点でばらつきが少ないボウリングだと、物足りなさがあるということでもある。10ピンタップしても、確実にポケットをついてスペアも手堅くとる。というスタイルよりも、こっちのラインで攻めたら10ピンが飛ばせるかもと、ラインを探して挑戦する方がハイリスクかもしれないがハイリターンでもあり、上達するためには、そのような試行錯誤も必要なことでもあると思う。

練習ではストライクにこだわりつつ、スペアも確実に取るという方向性がよいということになるかなと思う。ただ、このストライクのラインを見つけることを早くできるようにするということはこだわった方がよい。

まとめ

総合すると10ゲームぐらい投げて230点とか240点が1回出せた日のボウリングはなかなかたよかったと思ってよいという話になりそうであるが、そうでもないことに注意がいる。

同じラインを投げ続けていたり、たまたまラッキーストライクが出て、結果、よいスコアが出ることがあるためになる。ストライクのよいラインが見つかったときに、2ゲーム連続して220点以上が出せたときに、なかなかよかったと判断するのがよいと思う。ここでは220点と書いたけれど、自分のアベレージによってここの数字は変わると思う。普段のアベレージの20点から30点上のスコアが2ゲーム連続してできたら、よいボウリングができたと考えてよいと思う。