ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールをメンテナンスしてスコアアップ

マイボールを購入して投げていると、購入したばかりの頃のキレもなくなり、ドライゾーンでも曲がりがゆるくなってくる。

そうなってしまっても、もともとのコアの性能が落ちるわけではなく、カバーにオイルが染み込んでしまったことによるドライゾーンでレーンに噛んでいない部分を改善すれば、十分にスコアは打てる。

ボールのメンテナンス不足でスコアを出せていない人もちょいちょい見かけるので、そんな話を書いてみたい。

ボールのメンテナンスの重要性

ストライク確率は、ボールのメンテナンス状態にかなり影響すると感じる。メンテナンスが十分でないボールだと、10ピンが残ることが多く、場合によっては7ピンも残る。

基本的に曲がりが足りないということになる。本来、ハウスコンディションは、10枚目付近のドライゾーンにもっていけば、いい感じにポケットに入るようにオイルがひいてあるのに、ボールのメンテナンスが不十分だと、難しく感じてしまったりする。

つまり、しっかりメンテナンスしたボールで投げれば、もっと、ストライクは出るということになる。

テクニックでストライクを出すことはできるかもしれないが、ビックゲームは難しい。

ボールメンテナンスのタイミング

オイル抜きをどの程度の頻度でやるのか?という話になる。オイル抜きの目安は、ボールに手のひらをのせて、10秒ぐらいして、手のひらを離して、オイルがそこに浮いてきていれば、オイル抜きをやった方がいい状態である。しっかりオイル抜きできているボールは、体温ぐらいではオイルは浮いてこない。

また、投げていてもドライゾーンでのボールの曲がりがゆるいなと感じたり、戻ってきたボールをシャミーで拭いても伸びているだけだなと感じるとか、いろいろ感じることがある。

この状態になると、オイルリムーバーを使っても表面のオイルは除去できるが、カバーの奥まで染み込んでしまったオイルは除去できないので、数ゲームしかもたないとなってしまう。

自分の感覚だと、タイミングは、50〜100ゲームぐらいかなと思う。

オイル抜きをしたあとのボールの寿命

ボールのオイル抜きをすると、だんだんとボールの性能が劣化してくる。ニューボールだと、2、3ヶ月は、オイル抜き不要で投げられたりするが、1度、オイル抜きをしたボールは、次のオイル抜きのタイミングが早くなり、1ヶ月ぐらいになる。

2回、3回とやってもボールの性能はどんどん落ちていく。ただ、これはボールのコアの特性やカバーの種類によっても違うと感じる。

パール系の走るボールは、もともと手前が走って、ドライゾーンでレーンに噛んで曲がるという特性なので、レーンキャッチが強くないので、寿命も長い印象がある。

一方でソリッド系のボールなど手前のオイルのあるところから、徐々に噛んで曲がっていくので、オイルの吸収も多く、性能の劣化もより強く感じる。

自分の感覚だと、パール系のカバーのさほど強くないボールであれば、4,5回のオイル抜きでも全然使えている。

一方でソリッドのボールは、オイル抜き、2、3回ぐらいで曲がりが足りないなと思ってしまうことが多く、そうなってしまったボールは表面加工して曲がりを出すような工夫をしている。

まとめ

マイボールで投げていて、最近、スコアが伸び悩んでいるという人は、しっかりとオイル抜きをやってみてほしい。

また、ボールの寿命を長くするという視点に立つと、1日のゲームで、3,4ゲームごとにボールを変えて投球することをオススメする。

ボールへのオイルの付着が増えれば増えるほど、オイルを吸収してしまうので、複数のボールをローテーションで投げている方が、ボールの寿命も伸ばせるし、いつも、表面がメンテナンスされたボールで投げることにより、ストライク率も増えてくると思う。