ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのボールラインナップについて

週末のボウリング練習に向けて、どのボールで練習しようかなと考えていて、ボールラインナップについて実はあまりわかってないなと思って、そんな話を書いてみたい。

ボールラインナップの組み方

ボウリングの大会とかに出かけるときに、強いボールから弱いボールまで、レーンに合いそうなボールを選んで、ラインナップを組むことが一般的になる。だいたい競技をやっている人だと、6個ぐらいは大会に持っていってるのではないかと思う。

ラインナップは、投げるレーンコンディションによって、選んでいくことになるのだけど、大会などでは後半にいくほどオイルがなくなってくるので、弱めのボールが必要になってくる。そのため、ボールのカバーやコアの強さをゲームが進むごとに弱くしていくことを想定してラインナップを組むことが一般的だと思う。

フレッシュな状態にときに、一番合いそうなボールを選んで、それよりもちょっと強いボールも念のため選ぶ。あとは、だんだんと弱めのボールを選んでいく。対称コア、非対称コアもあるし、パール、ソリッドなどのカバーの種類もあるので、残りを選ぶのも迷うところである。

プロレベルになると、レーンのオイル量、オイルの種類、それと板の素材なども考えつつ、選んでいるのだと思う。

普段の練習でのラインナップ

普段練習しているときでも、1回以上はボールチェンジするように意識して練習している。強めのボールで投げ始めたときは、ある程度、投げてから弱めのボールにチェンジして、立ち位置を外に戻してオイルが削られたラインを使うように練習したりする。

弱めのボールで外がキャリーダウンしてきたら、強めのボールでやや絞り気味に投げる等の練習もする。

アメリカンでボウリング仲間と練習しているときは、オイルがどんどんなくなっていく中でも安定した軌道でボールが進んでほしいので、ある程度、カバーが強いボールが必要になることも多い。

最近のラインナップだと、以下のようなボールになっている。

  1. 強いパール(非対称)
  2. 強いソリッド(対称)
  3. 中間ぐらいのソリッド(非対称)
  4. 弱いハイブリッド(対称)

練習では3つボールを持っていくので、3が入っているか4が入っているかが日によって違うという感じなる。

ここで、弱いパールとかを投げる機会がほとんどなくなってきているのが最近の特徴になる。これは2つ理由があって、1つは、オイルのキャリーダウンが激しいという理由になる。カバー弱めのボールで走らせていると、どんどんキャリーダウンしてしまうのである。

2つ目は、手前のオイルがなくなってきたときに、弱いボールで走らせても軌道が安定しないことが多いという理由になる。道中で高回転の人のラインに重なるところでボールが不安定な動きをしてしまうのである。そのため、後半もある程度オイルのあるところを使いつつ、中間ぐらいのカバーのボールを投げている。

まとめ

ボウリングの練習も、出かける時間によっては、まったく違うラインナップでいくこともある。午後から練習する場合、結構、削られてしまっているレーンになるので、強いボールを持っていくことはほとんどなく、中間ぐらいのボールから弱めのボールを選択する。

オイルの削れ方次第では、弱めのパールのボールでが投げやすいと感じることもあるので、そんなときには、弱めのボールが登場する。

自分の場合、内に入っていくと、奥の曲がりを出すために、ある程度、強いコアのボールを使う必要があり、その辺に投げないといけない時間帯のボール選択が一番難しく感じる。

普段からいろいろなラインで投げる練習をしつつ、どのボールがそのラインに一番合うのかを理解しないと、ボールラインナップについても、ちゃんと理解できないのだろうなと思う。