ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのスプリット対策

ゲーム数が多くなってきたレーンは、オイルが削れてきてスプリットが出やすくなってしまうという状況がある。また、キレるボールを使っていると、ちょっとの投げミスで、手前で捕まってしまった場合などもスプリットが出やすくなる。スプリットの対策としては、そもそもスプリットを出さないようにする対策と、出てしまってもカバーするという対策がある。そんな話を書いてみたいと思う。

スプリットカバーについて

スプリットになってもがんばってスペアを取るということもある程度、練習していくと一定の確率では取れるようになる。

よく出るスプリットとしては、3−10のベビースプリットがある。これは、厚めか裏にボールが行ってしまった時に出る。これのスペアは、7割ぐらいでは取れるように練習した方がよいと思う。自分は、スペアボールで25枚目ぐらいの立ち位置から投げて取っている。3番ピンの右端にボールを当てると、スペアボールであれば、やや跳ね返りつつ10番が取れる。

次に自分が多いスプリットが、4−7−10で、これも厚めのポケットに入ったときに、4−7だけでなくおまけに10番がついてくるというスプリットになる。これは1割未満の確率だと思うけど、取れることもある。自分は、スペアボールで、15枚目ぐらいから7番ピンを取るようにストレートで投げて、ぎりぎりボールの右端が4番にあたると、4番が10番に向かって飛んでいって取れる。今日は、たまたまこのスプリットが取れた。以下がそのときのスコアになる。

4−7−10のスプリットカバー

また同じようなスプリットで、2−4−8−10というケースもある。これも狙いがよければ、取れるスプリットで、2番ピンの左側に薄くボールをヒットさせると、2番が10番に向かう。その後、ボールは4番にあたって8番を倒す。ここで4番が残っていることがポイントで、4番がない2−8−10は、ほぼスペアは取れない。

スプリットを出さないようにするには

一般的に遅くなってきたレーンで出やすくなってくる。ボールがレーンに噛んでパワーロスしているために、ピンアクションが出なくなってしまうためになる。そのため、オイルをしっかり使って投げるというのが基本的な対策になる。

また、キレるパールの非対称コアのボールを使っていると、やや手前で反応したときに思った以上に曲がってしまい厚く入ってスプリットというケースもある。

このような状況の場合は、対称コアのソリッド系のボールを使うということが一つの対策になる。対称コアのボールは手前からアーク状に曲がるので、ポケットへの収まりがよくなる。

それ以外に根本的な対策としては、回転数や、球速を上げるという対策になる。ボールに勢いがあれば、スプリットになる可能性はかなり減る。

まとめ

自分は回転数も球速もそこそこなので、スプリットの発生確率は高い方だと思う。そのため、投げミスをしないことを強く意識しているのと、それでも出てしまったら、取るという方針でがんばっている。

通算でのスプリットカバー率は、現在15%ぐらいだけど、7−10とかまず取れないスプリットもあるので、ここで書いたような比較的やさしいスプリットは高確率で取れるように練習するようにしている。スペアボールはコントロールがつけやすいので、スプリットメイクは、スペアボールを使って練習するとよいと思う。