ボウリングのすすめ

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親指の側面の擦れは、リリースが遅いことが原因?

ボウリングをやっていて、一つの悩みが親指の負担になる。親指にタコができるとか、擦れて痛いとかいろいろな悩みを聞くが、自分の場合は、親指の側面が擦れて、投げ込むと指が太くなってしまうという悩みである。

親指の側面の擦れの原因

右側面、左側面の両方が擦れている状態になっていて、10ゲーム以上も投げると負担を感じるというのが今の状態になる。

調べたり、ボウリングの上級者に聞いてみたりもするが、これが原因というのはまだはっきりとは特定できていない。

左側面の擦れ

一般的には、左側面が擦れるのは、サムホールがキツイと言われている。リリースする際に、手首の動きを考えても、左側面に力が加わることがないので、もっと余裕を持たせた方がいいのかもしれない。

サムホール調整は、指のむくみや、時間帯によっても指の太さは違うので、基本的には、前後はキツめにインサートテープで調整するが、側面側は、1サイズぐらい余裕をみたサイズにしておくのがよいと言われている。

自分も基本的にはそうしているのだけど、側面もジャストのサイズの方が投げるときのフィーリングがよいので、さほど余裕を持たせていない。そのため、投げるつど、側面がやや擦れている状態になっている。これが原因なのかもしれない。

右側面の擦れ

左側面と同じようにサムホールの側面側がキツいという原因も当然ある。また、右側面の特有なこととしては、オーバーターンが原因のことが多いと言われる。親指が抜ける前に、手首がターンしていることにより、右側面にサムホール内で擦れる状態になる。

先日、ボウリングの上級者と会話していたら、そもそもリリースのタイミングが遅いのでは?という話だった。オーバーターンになっていなくても、親指が抜けるタイミング遅いと、ボールの重さが、親指の右側面にかかっている時間が一定発生してしまうので、ボールの重さもある程度加わった状態で擦れてしまう。

自分の場合は、オーバーターンぎみだし、リリースタイミングも少し遅めという自覚もあるので、もっと手前からボールを転がすように投げた方がいいのだと思う。

まとめ

親指を抜くタイミングをもう少し早くするとか言うのは簡単なのだけど、実際に投げているときに、親指をぬく意識はあまりなく、自然と抜けている。

手前で抜くにはどうするかというと、右肩が前に出ないようにするということを前にプロに教わった。前傾姿勢は、いいのだけど、つっこんだ姿勢はよくないと言われているのと似ていて、両肩は、横にまっすぐがよい。力んで投げたり前傾の姿勢が悪いと、右肩が前に出てくる。この状態で投げると、リリースがちょっと前側になり、より親指の抜けが悪くなる。

前傾はするが、重心は真ん中に残して、かつ、右肩が前に出ないようにして、左足をボールが通過するぐらいで、リリースする意識でやると手前から転がすことができる。

脱力して、ボールの重さを感じながらスムーズに転がそうと思うと、自然にそのようになるのだけど、いつもその状態にすることはなかなか難しい。

次回の練習では、そんなことをもっと意識して練習してみようと思う。