スペアボールを買い換えようか考えている中、曲がってしまうならば、さらに内のオイルを使って投げればいいのかもと思い、いつもよりも3枚ぐらい内に立って投げてみた。そうすると、曲がらずにまっすぐにボールが進んで、10ピンが取りやすくなった。普段から対角線上に投げていればいいという話でもあるのだけど、角度をつけて投げる難しさを感じていてコントロールに難がある。10ピンカバーにおいては、角度をつける必要はないので、そんな話も書いてみたい。
10ピンカバーの投球ライン
一般的に10ピンスペアは対角線で狙いなさいと教わる。通常のオイルコンディションでは中央付近はオイル量が多いので、ボールがレーンに噛むことなくスキッドしてくれるからという理由になる。
曲がらない新しいスペアボールであればオイルが少なくても結構、まっすぐに進むのだけど、表面にキズがついてしまった古いスペアボールだと、オイルがないところを通過するとどうしても曲がってしまう。また、対角線よりも浅い角度だと曲がり幅的にも、大きくなる。
今回、投球したラインは、立ち位置が30枚目で狙うスパットがちょうど20枚目ぐらいになる。
投げてみた印象
オイルがちゃんとあるラインになるので、1投目と同じように回転をかけて投げても曲がらなかった。中央のオイルでスキッドしている勢いもあり、10ピンの近くはオイルがないのだけど、角度もついているから、ほとんど曲がらない。
普段見慣れない景色の中、右に大きく角度をつけて投げることが難しく感じていたのだけど、よくよく考えてみれば、10ピンの場合は、曲げる必要がないので、上半身の向きを完全に10ピン方向に向けてしまってよい。
助走はまっすぐ前に向かって進むのだけど、上半身だけ、右に向けて進んでいき、スイングラインは、左足の横を通過するように、上半身の向きに沿ってスイングする。
このように投げると、脇も締まるし、普段まっすぐ前に投げている向きが斜めに変わるだけなので、コントロールはつけやすいと感じた。
まとめ
全体として10ピンカバーほぼ確実にとれる状態になった。これならスペアボールを買い替えなくてももうしばらく大丈夫かもしれない。懸念点としては、もっとオイルが削られてしまっているレーンだと、このラインでも曲がってしまうだろうということがある。
新しいスペアボールにしたとしても、このラインで確実に10ピンが取れた方がよいと思うので、しばらく、このラインで練習してみようと思う。