ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ストライクを出すために重要な事

ストライクを出すために必要な要素は何か?ということを考えた場合、ボールの重さ、ボールへの回転数、ボールの速度、ポケットへの入射角度と、いろいろなパラメータが出てくるが、自分の投球スタイルを考えた場合に、どこに優先度を置いて投げればよいのだろうということを書いてみたい。

自分の投球スタイルで決まってしまうパラメータ

日々、上達に向けて練習していたとしても基本的に決まってしまうパラメータがある。

それは、身長と体重とか物理的な自分の体になる。ここには筋力とか肩の関節の柔らかさなどもある。

ボウリングは、助走して腕を振ってボールを投げるという動作は、物理法則がそのまま適用されるので、体によっては、出せるボールスピードはある程度、決まってしまう。

がんばって、助走速度を上げるとか、ボールをいっぱい振り上げるとかすると、ある程度は、球速が上がるとは思うが、今度は、精度が悪くなってしまうと思うので、無理はしない方がよい。

また、ストライクになるためにはピンの重さに負けない程度のボールの重さが必要で、一般には、15ポンドが最もよく、最低でも14ポンド以上にした方がよいと言われている。

自分は体格を考えて14ポンドにしているが、これもある意味、固定パラメータである。

また、ボールに加える回転数も、自分のフォームが固まった段階で、ほぼ決まってしまうので、これも固定パラメータとする。(投球方法で回転数を変更できる人はかなりの上級者だと思う)

変動できるパラメータで重要なもの

一番、簡単に変更できるパラメータは、ボールのスペックになる。ボールの種類を変えることで、ストライク率は大きく向上する可能性がある。

自分の投球スタイルと、攻めたいレーンにあっているボールを選ぶということが最重要になると思う。

次に考えるべきは、ポケットへの入射角度を出す投球ラインになる。ストライクは入射角度3〜6度が理想的と言われているので、なるべく、角度をつけてポケットにヒットさせることで、ストライク率は向上する。

固定パラメータと、選択したボールで、そのレーンを攻めるときに、どこからどこに向けて投げると、一番理想的に曲がってポケットヒットできるかを考えることになる。

結局、この入射角度が出ているか否かでストライクが出るかが決まると言っても過言ではないと思う。

ボールの選択、ボールを投げるラインの2つのパラメータで、ストライクを出すということである。

ボールの選択後、他に調整できるパラメータ

そんなにたくさんボールも持ってないし、そもそも、自分の投球スタイルとそのレーンにあったボールがわからないということもあるかと思う。

投球動作においてストライクを出す(というよりは入射角度を出す)ためにやれることはいくつかある。

一つは、ボールの球速を落とすことである。一般的には回転数が同じであれば、スピードを落とした方がたくさん曲がる。ピンアクションは弱くなってしまうが、入射角度の方がスピードよりも重要なので、入射角度が足りないと感じた場合の有効な対策になる。

もうひとつは、少し高度な方法になるが、サイドローテーションを入れるという方法になる。縦回転から横回転に変更することで、フッキングでの曲がりの角度を大きくすることができる。

まとめ

ボウリングはストライクを出さないとスコアが高くならないルールだし、やっぱりストライクを出すと気持ちよいので、たくさんストライクを出したいと思う。

一方で、投球フォームがある程度、固まってくると、調整できる要素は割と少ないということに気づいた。自分の投球スタイルの中で、一番、ストライクを多く出すには、どうしたらいいのかを考えていて、今回の話になった。

たぶん、この話で難しいのは、ボール選択だと思う。これは、自分にあったボールを見つける上でいろんな種類のボールを投げてみるしかないと思う。