ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの表面加工をやり直して投げてみた

先日、表面加工をしたボールの感触がイマイチだったので、もっかいやり直してみた。今度は、思ったとおりの動きにはなったのだけど、弊害もあった。そんな話を書いてみたい。

今回の表面加工

前回、1500番でサンディングで粗めのポリッシュをした状態のボールであるが、とりあえず、箱だしが3000番のサンディングなので、元に戻すところからはじめた。

その後、4000番をあてるか少し考えたのだけど、曲がらな過ぎになっても困るなと思って、そこから目の細かいポリッシュを入念にやるという加工を実施した。

前回に比べると、表面がピカピカになり、いかにも走りそうという仕上がりになった。

投球してみた結果

前回と同じコンディションのレーンで、5ゲーム投げて、200アップが3回で、ストライク率も50%を超えており、結果は満足である。ハイゲームは232になる。

思ったとおり、多少オイルのないところを走らせても、ちゃんとスキッドするし、バックエンドのドライゾーンではカバーが強いことや、コアの強さもあって、しっかり曲がる。手前がよく走っているのでピンアクションもよく、パールのボールらしい動きになった。

一方で、少し弊害もあって、オイルメンテナンスした直後のレーンで投げていたこともあり、キャリーダウンが結構、発生してしまった。

表面がピカピカなので、やや滑り気味で、オイルを伸ばしてしまうのである。そのため3ゲーム目ぐらいからポケットの薄めになり、手前からしっかり転がしてレーンに噛むように投げないといけなくなり、ストライク率が低下してしまった。

カバーもコアも強いので、それでも曲り幅は出るので、ストライクは出せるのだけど、自分でレーンを難しくしてしまう結果になったので、中盤ぐらいから出してきた方がいいのかもしれない。

その後のゲーム状況

伸ばしてしまったところを避けるべく、手前からじわじわ曲げるために、対称コアのカバーの弱いパールのボールに変更して投げた。

フッキングポイントに対して、出し戻しのラインだと戻りがあまくなりそうだったので、外に立って、まっすぐ目に投げつつ、手前から外に出すことで曲がりだしを早めにする作戦になる。

カバーの弱いボールなので、手前は走るのだけど、フッキングでの曲りがあまい状態で、スコアは伸び悩んで217が精一杯だった。

キャリーダウンしてしまったレーンだと、どうしても10ピンタップが多くなってしまう。今日は、ソリッドのボールを持っていってなかったのだけど、本来であれば、対称コアのソリッドのボールを投げたい感じである。

まとめ

ボールの表面加工すると、自分がほしい曲がり方をするボールに仕上げることができる(こともある)。新品のボールを表面加工する気にはなかなかならないけど、100ゲーム以上投げて、一度、オイル抜きをするタイミングぐらいになると、少し変えてみようかなという気分になる。

今回のボールは、まさにそんなタイミングになる。もともと、結構、カバーが強いボールなので、48フィートのロングコンディションなどで投げるとちょうどよいというようなボールになる。そういうレーンで投げるときは、表面をもっかい3000番でサンディングすればよいので、普段の練習で投げやすいように加工するのもありだなと思った。