ボウリングをはじめたばかりの頃、親指保護用のテープをいくつか試したけど、あまり差がないなぁと思って、ずっと同じものを使っていた。今月からふと、違うものに変えてみたら、とても感触がよかったので紹介したい。
親指のフィッティングテープ
従来使っていたのは、ABSのF-1(ピンク/25mm)というもの。伸縮性は低いが薄く巻けるし、こんなものかなと使っていた。ときどき汗で剥がれてくることもあったが、指抜けはあまり気にならず、使っていた。
ボウリングをはじめたばかりのときは、親指側面も貼った方がいいかなと50mmタイプを切って使っていたこともあるが、テープがずれて余計痛かったので、25mmを長らく愛用してきた。
今回、新しく使い始めたのはWAVEのET-04というもの。カタログ上では耐汗用ともあり、粘着性も強いので、剥がれる心配もなさそう。
また、使ってみて、結構、驚いたのは、スムーズに親指が抜ける感覚があったこと。少し毛羽立っているような素材なこともあり、キツめにサムホールを調整していても、すっと抜ける。
親指の抜けがイマイチと思っている人は、一度試してみてほしいなと思う使いやすさだった。
サムホールのインサートテープ
これもいろんな種類があって、いろいろ試して自分のあっているものを見つけるのがよいと言われるが、自分は、ずっと、ABSのSpecial HQの3/4インチを使っている。微妙な調整をしても、日によって親指の太さが若干ことなるので、このテープだけで調整している。
また、親指の腹の方には、WAVEのT-1cというツルツル滑るようなテープを1枚貼っている。なんとなく指抜けがスムーズになる印象で、途中から貼るようになった。
背の方のテープがザラザラしているので、今回、指側にWAVEのET-04をつけることで、背の方の滑りがよくなったという感じになる。
やっとベストな組み合わせが見つけられたかもしれない。
親指抜けの重要さ
基本的にはスイングと手首の角度で親指が抜けるのだけど、キツめにセッティングしていると抜けが悪いと感じることがあり、インサートテープの調整がとても微妙だと思っていた。
この親指の抜けが毎回安定しているかどうかで、コントールの精度が決まってくると言っても過言ではないので、とても重要だと思う。
抜くというのを意識してやっているかというと、スイングの途中でここで抜けるはずというところが、フィッティング次第では少しずれてしまうというのが従来であった。
今回の組み合わせだと、毎回、同じところで抜けてくれるという感覚だったので、しばらくこの組み合わせでやってみたいと思う。
ちなみに、スコア的にも安定していたので、本日は279が出せた。
まとめ
いろんなフィンティングテープがあるので、よく言われるようにいろいろ試してみた方がいいと思った。
また、ボウリングの初心者の内は、あまりころころ変えても違いがわからないかもしれない。スイングが安定してはじめて、このテープの違いが感じられるというのが自分の印象でもある。
同じことは、フィンガーグリップにも言えて、ボウリングをはじめたばかりの頃は、気にせず、VISEのチップを使っていたが、少し前からVISEのセミに変えて回転も安定したというのもある。
思っている以上に指の感覚でボウリングの投球精度や回転に影響するので、いろいろ試してみてほしいと思う。