ボウリングのセンターによって、オイルパターンが毎月変わる等もあるので、一概には言えないところもあるけど、一般的に、ハウスコンディションはスコアが打てるように簡単になっている。オイルの中と外の段差が大きく、かつ、外にオイルがない状態にして外ミスしても内ミスしてもポケットにボールが入るような状態になっている。
そういうコンディションで、一番、高スコアが打てるボールは何なのか?という話を書いてみたい。
オススメのボール
個人的な見解になるので、一般に当てはまるかはちょっとわからないという前置きがありつつ、記載する。
一番合うのは、カバーが弱めのパールのボールだと思う。
カバー弱めというのは、適正レーンコンディションが、ミディアムドライ〜ドライ用のボールになる。
ドライ用は、ちょっと行き過ぎと思うかもしれないけど、ハウスコンディションのオイルはオイル量も少なめなので、オイルひきたての最初から投げても大丈夫という感触が自分にはある。
次に合うのは、ミディアム〜ミディアムドライのハイブリッドのボールかなと思う。これは奥のオイルが伸びているときとか、外のオイルがカラカラになって、内に寄って絞って投げるときにある程度の曲がりがほしいときに重宝する。
このスペックのボールでもオイルひきたての最初から投げても全然平気という印象である。
オススメの理由
1つの理由が、自分が投げてきて、一番、安定してスコアを打てたボールだということになる。なので、自分の場合はそうだったというだけの可能性もある。
一応、理由的なことも書いておく。
- オイル量が少ないので、手前が走ってくれるボールの方がピンアクションがよい
- メンテナンスしたてから、少し投げ込んだレーンのどちらでも使える
- ボールが長持ちする(パールのボールは、オイルの付着が少ない)
カバーの弱いパール系のボールで少し心配なのは、ドライゾーンで反応が強すぎて、いわゆるボールが暴れる状態になることかなと思う。
そういうときも、あることはある。ただ、冒頭で記載したとおり、ハウスコンディションはポケットに入るようにオイルがひかれているので、幅がある程度あるラインが見つかるというのが経験的な話になる。
その辺が心配になるようなら適正コンディションが、ミディアムのパールのボールを選択するというのもありだと思う。
その場合、ある程度、使い込んだレーンだと、外目のラインが曲がりすぎて使えなくなってしまうと思うので、内によって出し戻しがある程度できるような投球術も身につける必要があるかなと思う。
まとめ
一般に、ある程度、ボウリングを本格的にやると、3つのカバーのボールを持っていた方がよいと言われる。ソリッド、ハイブリッド、パールになる。レーンにあうかどうかはボールのカバー素材が一番効いてくるので、対応範囲を広くするためになる。
自分もいろんな種類のボールを持ってはいるが、ハウスコンディションで大会とかになると、基本的にはパールのボールだけで勝負している。3,4ゲームぐらいであれば、そんなにレーン変化しないので、パールのボールでアジャストしてれば、ポケットをつくことはできる。ピンアクションや曲がりを見て、少し強いパールと弱いパールを使い分けている感じである。
ソリッドを投げると、少しのミスで大きくポケットを外してしまったり、レーン変化の影響が大きく感じる。これは技術が足りないだけかもしれないけど、ロングの44フィート以上のコンディションでないと基本的にはソリッドは使わない。