ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

自分が大好きだったボール

いろんなボールを投げてきたのだけど、大好きだと思ったボールが1つある。過去形で書くと、もう使っていないボールのようであるが、ときどきひっぱり出してきて使ってみたりもしている。

誰しもこのボールが好きだと思うボールがあるのではないかと思うが、単純にスペックが同じようなボールを選んでもそのボールほどではないというのもあり、本当に、出会えるかは運なのかなと思う。

大好きだったボール

2021年の1月にRadical社から発売されたPANDEMONUM(パンデモニウム)というボールになる。2年前のボールにはなるのだけど、今でも時々投げている。

スペックとしては、以下のようになっている。

カバー:パール(正確には、フォージド・パール)

コア :対称コア

RG :2.503

⊿ RG: 0.053

カラーが、レッド・ターコイズ・パープルという配色なので、結構、インパクトのあるデザインになっている。

カバーが比較的弱いので、走って、キレるというタイプのボールになる。対称コアなのでキレすぎることもない。

このボールの何がよいのか

自分の球速と回転にフィットしているという表現になるかなと思う。ドリルレイアウトの関係もあるのかもしれないけど、とにかく、走ってキレることで、ストライクが出たときのピンアクションがとても気持ちよく、投げていて、自分が上手になったと思えるような感触だった。

カバーが弱めだと、手前のオイル変化に敏感に反応して、コントロール性が悪くなってしまうことが多いのだけど、このボールはそんなことも感じさせず、安定した転がりとキレがあり、多少の内ミスや外ミスがあってもポケットをつける。

そして、外や手前のオイルが少なくなってきたときでも走りが落ちることなく、後半のゲームでもストライクを連発できるボールだった。

最高スコアは290点台だったと思うけど、800シリーズを出したのはこのボールだった。

世間での評価はそんなに高くなかったような記憶で、続編も日本ではでてないのであるが、発売当初は、ブランズウィック契約のプロも投げていて300出しましたとかという話も聞こえてきた。

同じようなスペックのボールとの比較

自分として球速もそんなにないし、パール系でかつカバー弱めがよいのかな?と思って、同じようなスペックのボールを探して、投げてもいるのだけど、よいにはよいが、パンデモニウムの感触を超えるボールにはまだ出会えていない。

また、Radical社のコアがあってるのかなと思いつつ、Radicalのボールも複数投げているのだけど、それでもやっぱりこれを超えるボールに出会えていない。

スペックが同じようなボールでも微妙に表面素材が違うし、コアの形状も違うので、同じ動きをするボールというのはないのだろうと思う。

昔の記憶だから、ある程度、美化されている可能性もあるのかなとも思いつつ、先日、久しぶりに投げてみたら、やっぱり、気持ちいいストライクを出すことができたので、記憶違いということでもなさそうである。

まとめ

スコアが出せるボールがいいボールということではあるのだけど、自分が理想とする軌道や曲がりで進んでくれるボールだと好きという感想を持つ。

最近ボールの話をよく書いているのだけど、こういうボールにもっかい出会えないかなと、発売中のボールを眺めているからかもしれない。

ちなみに、好きと思うボールも、変わってはいて、最初に始めた頃からの3つ目ぐらいの好きだと思ったボールが、パンデモニウムになる。そして、それから2年経っているが、これを超えるボールには出会っていない。

在庫がなくなる前に、もう1個購入するかということも悩みはしたけど、いろんなボールを投げた方がいいなと思って、それはしてない。古くはなってしまったけど、表面加工もやり直して、ポリッシュもしっかりかけ直しているので、見た目は新品のような状態で保管して、時々使っている。