先月にオイル抜きをして、まだまだイケると思ったボールなのだけど、気に入って投げていることもあり、1ヶ月と経たないのに曲がりがゆるくなってしまった。購入から3年近く使っているし、オイル抜きも何回もやっているので、ぼちぼち寿命なのかもしれない。
ボールの動き
寿命かもと思った動きとしては、ドライゾーンでの曲がりがゆるくなるという現象なのだけど、この動きは、オイル抜きが必要なぐらいオイルを吸収してしまったボールの動きに近く感じた。
しっかりとブレーキがかかって曲がってほしいのだけど、ブレーキがかからず空回りして、やっとこさ曲がってくるという感覚になる。もっかいオイル抜きしたら、また少しはキレが戻るような気もするが、先月、オイル抜きしたことを考えると、間隔が短すぎる印象もある。
オイル抜きによるパフォーマンスの劣化
オイル抜きを繰り返していると、回数を重ねるごとに、ボールのパフォーマンス(特に曲がりのキレ)は、少しづつ落ちてくる。100%だったのが70%になり、そして50%ぐらいになるという印象で、このボールも現在50%ぐらいではあるが、コアの強さもあり、ストライクを出すには十分な曲がりがでていた。
また、不思議なもので、オイル抜きをし始めると、回数を重ねるごとに次のオイル抜きのタイミングが短くなるようにも感じる。どんどんオイルを吸いやすくなっていくのだろうか。
利用頻度にもよるのだけど、気に入って投げるボールラインナップなのに、1ヶ月に1回、オイル抜きが必要というのはなかなか苦しい。
パフォーマンス的にも1軍からはそろそろリタイヤなのかもしれない。
このボールが重宝していた理由
パールの非対称コアで、カバーは中間(ミディアム)というボールになるのだけど、非対称コアのボールを投げたい局面で、いいパフォーマンスを発揮してくれた。他にも非対称コアのパールのボールは持っているのだけど、カバーが強めが多く、弱めなんだけど、非対称コアというのがなかなか発売されないのである。
そんなわけで、後半のゲームで手前のオイルも削られてきているところで、走って、曲がるということで、使う頻度も高いボールだった。ライン取り次第では対象コアのカバー弱めでも対応できることもあるが、まっすぐに、フッキングまで出したいというときには、やっぱり非対称コアのボールがいいのである。
まとめ
1つのボールが寿命かもと思うと、似たスペックのボールがほしくなり、オンラインストアを見て回っている。しかし、カバーが中間からやや弱めの非対称コアのパールのボールというのはなかなかなくて、しばらく、後任がいない状態になりそうである。
カバーが強いパールのボールもヘタってくれば、似た動きになりそうではあるが、キレがなくなってしまうと意味がないので、それも期待できない。
そうすると、さらにインサイドに入ってオイルを使うか、カバー弱めの対象コアのボールを投げるの選択になるので、しばらくはそういうライン取りの練習をしてみようと思う。