平日の午後に、ボウリング練習に行くと、まあまあ投げ込まれたレーンになる。どんなオイルの削られ方になっているのか、とりあえず投げてみないとわからないが、その後にストライクになるラインをどう見つけるのかという話を書いてみたいと思う。
最初に投げて確認すること
これは大会やリーグの練習投球でもそうなのだけど、自分の場合は、基本的は、以下の3つのラインを確認することが多い。
- ストライクになるだろうと思うライン
- 7番ピンのカバーのライン
- 3−6−10のスペアのライン
時間があまれば、2−8とかバケットのラインも確認したり、10ピンのラインもとりあえず投げてみるが、上記の1〜3を投げてだいたい予想がつくので、必須ではない。
投げ込まれたレーンのストライクになるラインを探すとき
最初はストライクのラインを見つけるときと一緒で、20枚目ぐらいに立って、手前からボールを転がしつつ、外に向けて投げてみる。どこでボールが反応してくるのかで、手前のボールの走りや、外壁のありなしを確認する。返ってきたボールのオイルの付着具合も確認してオイル量や、オイルのありなしも確認する。
ここで投げ込まれたレーンだと、だいたい外のオイルが削られているので、思った以上に手前からボールが反応して曲がってくる。ボールのオイルの付着もほとんどないことが多い。そうすると、立ち位置をどんどん内に変更して、手前にオイルがあってボールが走っていく立ち位置を見つける。
次は、どのぐらい外に出すかという部分の調整で、ここでボールのカバーの強さや曲がり具合を考えて、外に出すのか絞るのかを決める。
何投か投げてみて、ボールの曲がり具合によっては、さらに立ち位置を内にしたり、球速を落としたり調整して、ストライクのラインを見つける。
一度、ストライクのラインが見つかれば、あとは通常のアジャストと同じで、手前のオイルが削られてきたらさらに内に立ち位置を変えるか、ねらうスパットを少し内側にしてアジャストしていく。
まとめ
ストライクになるラインはたいていどこかにあると思う。それがいつも立っている場所よりも、5枚とか7枚とか内になっていることもある。経験を積んでくると、このラインでストライクがとれるのか?というのは、1投でわかるようになってくる。
手前にオイルがないと、ストライクはまず取れないし、道中のオイル量もボールのカバーの強さ次第では失速したりするので、見極めが必要になる。そして入射角度を出すために、外側から曲げたい気持ちにもなるのだけど、特に外のオイルが削られているときは、ヘッドピンの手前でクイッと曲げれば、十分な入射角度になることも多い。
いろんなボールでいろんなラインで投げてみるという練習をしていると自然と身についてくると思うので、そんな練習をすることもお勧めしたい。